音楽を聞こう!語ろう!
どうも、コブです。
皆さん、音楽は好きですか?
私は好きです。
大学生の時は軽音楽サークルに所属して、バンドに明け暮れる日々でした。
某〇タヤでアルバイトして、シフトの度にCDを借りて帰っていました。
社会人になってからはバンドはほとんどできなくなってしまいましたが、今でもたまにツ〇ヤでCDを借りますし、好きなアーティストや気になるアーティストのCDを買ったりもします。
聞く音楽は、できるだけ洋邦ジャンル問わず、その時興味を持ったものです。
音楽に関しては雑食系で生きていたいと思っています。
それぐらい好きです。
「音楽は好きですか?」と聞かれたときに、「好きです。」とすぐに答えられる人って、どれぐらいいるでしょうか。
「あまり興味ない」「とくに好きでも嫌いでもない」と答える人、結構いると思います。(中には「嫌いだ。」と言う人もいるかもしれませんが・・・)
しかし、「好きな曲はありますか?」と聞くとどうでしょう。多くの人は、一曲や二曲ぐらいあるのではないでしょうか。
恋人との思い出であったり、好きなアーティストの曲であったり、好きなアニメの主題歌だったり・・・、理由は人それぞれだと思います。
こういった「好きな曲」から、音楽の興味を広げてみませんか?
そして、音楽を楽しみませんか?
この記事はそんな趣旨です。
音楽への関心がパッシブ
突然ですが、2017年のオリコンシングルランキング1位ってご存知ですか?
答えはAKB48の「願い事の持ち腐れ」(2017/5/31発売)です。
(オリコン公式サイトより)
この曲のメロディー、サビだけでもいいのでパッと思い出せますか?
恥ずかしながら私はつい最近聞いたのですが、6/8拍子のマイナー調の曲が年間1位になるというのがとても意外に思いました。私は結構この曲好きです。
それは置いといて。
特にAKBファンでもないけどこの曲のメロディーはわかるという方、どこでこの曲を知りましたか?
ラジオ?YouTube?
おそらくテレビの歌番組が多いのではないでしょうか。
テレビの歌番組は、ただ見ているだけで音楽情報が手に入ります。テレビでしか音楽情報を収集していないという方は、音楽への関心がパッシブ(探しに行くのではなく、来たものを受け取るだけ)な方が多いと思います。
そこで手に入る情報の多くは、「オリコンシングルチャートで今売れている曲」や「大手音楽事務所やテレビ局が売りたい曲」です。
別にそれらの曲が悪い曲だと言っているわけではありません。(私は好きなAKBの曲、結構あります。)
ただここ数年の傾向として、オリコンシングルチャートのランキングは、偏りが激しいものになっています。それに伴い、音楽事務所やテレビ局が売りたい曲も、金になるのでその偏りに乗っかります。必然的にテレビで紹介される曲は、偏っていきます。
その状況で、音楽への関心がパッシブだと、偏った音楽情報ばかりが手に入るので「最近は全然いい曲がないな」とか「音楽はもう終わりだな」など、いろいろと批判出てくるのです。
しかし、本当にいい曲はないのでしょうか?音楽って終わっているのでしょうか?
私はそうは思いません。
テレビの歌番組だけを見て、音楽を批判する前に、まず自分から良い音楽を探してみませんか?
つまり、音楽への関心をアクティブにするのです。
探せば案外、自分なりのヒット曲が見つかるものです。
音楽への関心をアクティブに
音楽への関心をアクティブに。
さらっと書きましたが、実際のところどうすればいいのでしょうか。
ただ闇雲に最近の曲を聞きまくれと言っている訳ではありません。
始めのうちは、そんなの辛いだけです。(私は割と楽しめる体になってしまいましたが・・・)
だから、「好きな曲」から興味を広げていけばいいのです。
好きな曲とはっきり言えなくても、例えば、「ちょっとかっこいいなと思いう曲」や「2回3回と続けて聞ける曲」などでもいいです。
それに「近い曲」というのは、あなたが気に入る可能性の高い曲です。
ではその近い曲はどうやって探せばいいのでしょうか。
2例ほど提案します。
まず簡単なのは、「同じアーティストの曲」を探すこと。
とくに、「好きな曲が収録されているアルバム」を聞いてみることです。
オリジナルアルバムでも、ベストアルバムでも構いません。
アルバム全曲を通して聞くのが大変なら、それぞれの曲の初めから1番のサビまでだけでも聞いてみましょう。
当然ですが、同じアーティストであれば曲調や歌い方、演奏の仕方や音色も近いものが見つかりやすいです。
それは紛れもなく好きな曲に「近い曲」と言えるでしょう。それがあなたの新しい「好きな曲」となってくれるかもしれません。
そしてもう一つ、「AmazonやYouTubeのサジェスト」を活用すること。
Amazonのトップ画面には、検索した商品の履歴からおすすめの商品を表示してくれる機能があります。
また、YouTubeの視聴画面の右側の関連動画も参考になります。
あれらは自分の履歴だけではなく、同じ曲を検索した他人の履歴なども踏まえて表示されているため、「自分だけでは見つけられないけど、好きな曲に近い曲」を見つけることができます。
Amazonなら試聴できるものもあるし、YouTubeならそのまま動画として試聴できます。
私は結構AmazonやYouTubeで好きな曲探しをしています。これらのサジェスト機能はなかなか侮れません。
Amazonの試聴やYouTubeはタダですし、気に入ればそのまま買うか、近所のレンタルショップや図書館で借りればいいのです。お手軽に好きな曲を増やせるいい方法だと思います。
まぁ実際、好きな曲を増やす方法なんて、これら以外でもなんだっていいです。人それぞれ、ストレスがないように自分に合った方法・頻度でやればいいです。
ただし、1度で終わらずに繰り返しましょう。
繰り返して、好きな曲をどんどん増やしていきましょう。
するとどうでしょう。
いずれ「好きな曲」だけでなく、「好きなアーティスト」や「好きな音楽のジャンル」が増えていきます。
自分が受け入れられる音楽が増えていくのです。
そうなってくると、曲探しが楽しくなっていきます。
曲探しが楽しくなると、音楽へのアンテナがどんどん広がっていきます。
アンテナが広がると、気づくと思います。音楽はヒットチャートだけではないことを。
新進気鋭の若手だって、経験豊富なベテランだって、素晴らしい曲を作るアーティストはまだまだたくさんいるのです。
私は「最近は全然いい曲がないな」とか「音楽はもう終わりだな」とは思っていませんし、これからも思わないでしょう。
音楽への関心をアクティブに。そうすれば、最近の音楽も捨てたもんじゃないということがわかってくると思います。
音楽を語ろう!
(ここからは最近の音楽云々とはすこし離れます。)
音楽への関心がアクティブになったら、次のステップです。
他人と好きな音楽を語りましょう。
曲でもいいです。アーティストでもいいです。ジャンルでもいいです。
好きな音楽を他人と共有してみてください。
(もちろん、興味がない人にごり押しするようなことはダメです)
あなたが好きな音楽を知って、それに興味を持ってくれるかもしれない。もしかすると、すでにその音楽を知っていて、他にもおススメを教えてくれるかもしれない。一緒にそのアーティストのライブに行くことになるかもしれない。一緒にその曲を演奏することになるかもしれない。
少しでも共有できそうならラッキーです。
すると、あなたの音楽はもっと広がっていきます。
好きな曲を一人でコツコツ増やしていくよりも、もっと早く増えていきます。
音楽以外の趣味でもそうですが、自分一人でやるよりも、どんな形であれ人と共有したほうが、もっと深く興味を持てるようになるし、楽しくなるものです。
「音楽」は「音学」ではなく、「音楽」なのです。
ひとりでコツコツ勉強するのもいいですが、やっぱり楽しみましょう。
楽しむためには、仲間を作るのが一番です。
どんなジャンルでもいい。どんなアーティストでもいい。どんな曲でもいい。
ただ、一緒に語れる音楽仲間がいれば、もっと楽しいものにできるのです。
まぁ、簡単にホイホイ音楽仲間を作れるような、コミュニケーション能力抜群の人ばかりではないでしょうし(私もコミュ障な人間です)、音楽仲間を作るのは焦らなくてもいいと思います。
他人に趣味を押し付けて嫌われてしまうよりは遥かにマシです。そうなると、きっかけとなった音楽を嫌いになってしまうかもしれませんしね。
ゆっくりでもいいです。少しづつ共有していけばいいのです。あるいは共有できる人を探せばいいのです。
音楽仲間ができたとき、その人は間違いなくあなたの音楽をもっと豊かにしてくれるでしょう。
さいごに
こんな記事をここまで読んでくれてありがとうございます。
「最近の音楽はつまらん」と簡単に言う人をみて、私が思ったことを長々と書いたものです。
確かに歌番組だけしか見ていなければ、近年は同じような情報が多く出てくるので、つまらなく感じるでしょう。
しかし、自分から探しに行けば、まだまだたくさんの素晴らしい曲が出てきていることにすぐ気づけるはずです。
少しでもそれをわかってくれる人が増えればいいなと思います。
パッシブのままではつまらない。アクティブになりましょう。
そして語りましょう。
やっぱり音楽は楽しまないと!
では。
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