株ってなに?

どうも、コブです。

投資と聞いてまず最初に思い浮かぶものって何がありますか?

「株式」と答える人って、結構多いと思います。

実際にやっているかどうかは別として、数ある投資の中でも、株式投資はかなりメジャーなイメージを持たれているのではないでしょうか。

しかし、「所詮ギャンブルでは?」「失敗すると借金まみれになるんでしょ?」と思われている方も多いと思います。

事実、やり方によっては失敗して借金まみれになることもあります。そういった失敗談も巷に溢れています。

しかし株式投資は本来そういうものではありません。

この記事では、「そもそも株って何なの?」という基本的な部分を説明し、株式投資に興味を持つ人が少しでも増えてくれればと思います。

※この記事では、株についてかなり簡略化して説明しています。実際はこんなに単純ではありませんが、勘弁してください。

 

株式会社桃太郎誕生

むか~しむかし、あるところに、お爺さんとお婆さんが住んでいました。お爺さんは山へ芝刈りに、お婆さんは川へ洗濯に行きました。お婆さんが洗濯をしていると大きな桃がどんぶらこどんぶらこと流れてきました。家に帰ったお婆さんは、お爺さんと一緒にその桃を割ってみました。すると中から玉のようにかわいい男の子が生まれました。その子は桃太郎と名付けられ、大切に育てられました。

 

月日は流れ、桃太郎は大きく成長し、鬼を退治しに行くと言い出しました。

しかし鬼退治は大変な事業です。どうしても多額の資金が必要となります。お爺さん、お婆さんの資金だけでは足りません。そこで桃太郎は村の皆に鬼退治事業の資金を出してもらうことにしました。

桃太郎は出資してくれた村人に対して、出資してくれた証として、出資額に応じた数の株式を発行しました。

株式会社桃太郎」がここに誕生したのです。

 

タダで出資するわけではない

村の人たちとて無限にお金を持っているわけではありません。出資するからには見返りがなければ意味がありません

桃太郎は村の人たちに、

「鬼退治が成功したあかつきには、株式を持っている人(株主)に対し、その数に応じて、持ち帰った金銀財宝から配当金を分配します。」

と約束しました。

こうして株式会社桃太郎が発行した株式は、配当金を受け取る権利(利益配当請求権)の証となりました。

株式会社桃太郎の方針について

桃太郎からの見返りを楽しみにしている株主たちですが、もしも桃太郎がテキトーなヤツで、鬼退治に失敗したらどうしましょう。

出資したお金がパーになります。

そうなりそうな時に、黙って指をくわえてみていなければならないのでしょうか。

そんなことはありません。

桃太郎は、株主たちともう一つ約束していました。

「株式会社桃太郎は、重要な決断をするとき、株主の皆さんを集めて会議(株主総会)を開きます。その会議で、株主の皆さんは、議題に対して持っている株式の数だけ賛成か反対かを表明してください。賛成・反対の多数決によって、会議での決定とします。株式会社桃太郎は、その会議での決定に従います。」

株主たちは、株主総会での議決権が約束され、株式会社桃太郎の運営方針に関与することができるようになりました。

 

こうして桃太郎は、鬼退治に必要な資金を無事調達し、鬼退治の旅へ出発したのでした。

 

株主になるってこと

さて、桃太郎にたとえて株の「そもそも」のところを説明してみましたがいかがでしょうか。株主になるということは、その会社の出資者になるということです。

よくこの「出資者になる」言葉を、オーナーになると表現されます。

ある会社に対し、事業資金を提供し、利益配当請求権を持ち、株主総会での議決権を持ち、その他にもいろいろ権利を持ちますが、こういった状態を所有しているとみなしているのです。

「じゃあ株ってそもそも会社がスタートするときにか手に入らないの?」と思われるかもしれませんが、そんなことはありません。

株式は売買できます。

株式を売ると売主は売った分だけその会社に対するすべての権利を失い、買主が買った分だけその権利を引き継ぎます。

我々のような一般人が手に入れられる株式は、こうやって市場で売買されている株式がほとんどです。

(※上図ではわかりやすくするために株券となっていますが、現在では上場されている企業の株券は法律により電子化されているため、実際の売買も紙の現物を取引するのではなく電子データの取引となります。)

買った株式であっても、その会社のオーナーになることに違いないわけですから、その会社のことはよく知っておくべきでしょう。

株を買うとき、その会社のことをよく調べなさいというのは、こういうことです。また、その会社を応援したいからとか、好きだから株を買う、というのもこう言った理由があるからです。

 

あくまで余剰資金

また、冒頭でも少し述べた「失敗して借金まみれになった」話ですが、ちょっとイレギュラーなことだということがお分かりいただけますでしょうか。

そもそも、株式会社桃太郎が鬼退治に失敗しても、出資した村人は出資した金額分しか損はないずですよね?(鬼が悪さするとかは置いといて汗)

それなのに借金がまみれになったということは、つまり、わざわざ借金をして桃太郎に出資していたということになります。(信用取引といいます)

「失敗したから借金した」のではなく、「借金した状態で失敗した」のです。

借金をすれば元手以上の取引が可能になり、利益はより大きくなりますが、その分リスクもより大きくなってしまいます。

信用取引自体を否定するつもりは全くありませんが、初心者が安易に手を出すものではないと私は思っています。かなりハードルが高いものだといえるでしょう。

余剰資金で株を買う。それさえ気を付けておけば、人生が破滅する、なんてことはまずないはずです。

 

最後に、この記事が、これから株を買おうか悩んでいる方の参考になってくれれば幸いです。

では。